【ハリーとトント】1974年アメリカ映画 老人と愛猫のロードムービー

Adventure.冒険
アカデミー賞主演男優賞受賞作品。
ハリー・クームズ (アート・カーニー)と飼い猫トントの旅物語。
妻に先立たれ茶トラ猫と暮らすハリーは行政の区画整理のためニューヨークのアパートを強制立ち退きになった。
長男一家の家に引き取られたが、窮屈で近場に住まいを探すも猫お断りで見つかりそうも無い。
娘の住むシカゴへ行くためトントを連れて旅立つ。
イギリス紳士を思わせるハリーの身なりは品がありトントを紐で(リード)繋いで歩く様子が様になる。
飛行機に乗れないため高速バスに乗り、途中トイレ下車したトントがは逃げてしまい、今度は中古車を購入。
ブルーの車を選んだ時はトントとの相性を考えていたようだ。
途中出会った家出娘ジンジャーと共に初恋の相手との再会、娘のいるシカゴでは沈黙修行中だった孫のノーマン(長男一家の次男)が迎えに来ていた。
ノーマンジンジャーは共通するヒッピーへの憧れがあり3人+トントでコロラドへ行く。
ふたりに車を渡したハリーはヒッチハイクでセールスマンや、娼婦との出会い、立ち小便で入れられた留置場ではインディアンの祈祷師に会ったりしながら、次男の待つラスベガスへ向かったのだが、、、
出会いや別れを通し旅を楽しみながら前向きに生きるハリーとトント
ハリーは決して孤独な老人ではなく、子供達や、友人、出会った人からも「一緒に暮らそう」と声をかけられている。
同居したくなるような人、同居しても負担を感じない人。
自分では頑固で愚痴っぽいと豪語しながら、優しさや気遣いが出来る皆に好かれる人物なのだ。
猫は犬ほどはっきりとした感情を見せないがトントにとっても最高の主人。  
以前ハリー のようにリードで散歩している主人と猫を見たことがある。
とても自然で抵抗なく楽しんでいる様子に驚いて羨ましくなり、早速私もリードを買い実行を試みたが挫折しているのでリードで繋いで出歩くことは大変難しいことだと理解している。
トントは、泣いたり暴れたりもしない。良く躾けられているのか愛情の絆か、感心する。
映画の終盤、トントは11歳(人間の77歳)で他界し長生きをしたと語っていた。
ペットフードが普及している今と比較すると、餌の栄養や成分管理、病気の治療できる環境も進んでいなかったのではないだろうか。
キャットフードはアメリカでは1920年初頭から製造が始まったようだが、当時は高価であったか、あまり出回っていなかったかもしれない。トントも人間とほとんど同じ物を食べていた。
日本でもまだ猫まんまが当たり前だった時代。
《感想》
我が家の猫はこの感想を書いている今19歳4ヶ月。
幸い病気の経験はありませんが、年とともに聴覚視覚は弱くなり爪研ぎもしなくなりました。
うっかりすると伸びた爪が丸まって皮膚に刺さってしまう。
外が苦手なので切りそびれた時は仕方なく獣医に訪問をお願いするのですが、トントが生きた時代には考えられなかったほど寿命が延びています。
トントにも、もっと長生きしてハリーとの新生活を送って欲しかった。[amazonjs asin=”B00TQIFBP6″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ハリーとトント Blu-ray”]

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