【マイ・ボディガード 】 1980年アメリカ映画 いじめに立ち向かう強さはポジティブシンキング

AMERICAN
懐かしい青春映画を振り返る。昔観た映画の再鑑賞と発見》
主人公クリフォード・ピーチの15歳の目線がそのまま映像化されたような純粋で優しい感性の光る映画。
イジメにあったクリフォードが悪い噂で怖がられている同級生のリッキーにボディーガードを頼みながら友情を育んでいく。
同級生のいじめグループから嫌がらせを受け、母の死や父の職の危機、思春期の少年に次々に起こる深刻な問題。
クリフォードは屈することなくのポジティブで前向きな性格がうまく解決している。
その前向きさが弟の死以降周りから恐れられ他人に打ち解けなくなってい他同級生のリッキーにも影響を与える。
この映画には説得するようなセリフが皆無で、徐々に成長していく過程が巧妙で自然で心温かくなる。
青春映画であるがお茶目でチャーミングな問題児ならぬ問題祖母(ルース・ゴートン)の登場する場面がコメディー調で明るい空気を作っている。
ホテル支配人である父の身分が危うくなったときもこの陽気で色気のある祖母がオーナーをメロメロにしてしまい結果窮地を救っているシーンはルース・ゴートンの魅力が発揮され実に爽快感がある。
父もクリフォードもこの祖母の血を引いているとにかく内面が明るい家系なのだ。
双眼鏡覗きの趣味はいただけないけれどそんなシーンも不思議といやらしく見せていない。
いじめグループのムーディー達も本質でなく思春期にありがちな悪さレベルで根っから悪いやつと思えない。
複雑な構成がなくわかりやすい展開で無駄なセリフのないとても後味の良い映画。
マイ・ボディガード から13年後の1933年に映画『忘れられない人』を監督。 
キャストも演出も13年後を感じさせるような20代のラブストーリー。
成長したリッキーのような主人公(若き日のクリスチャン・スレーターがクールすぎる)だが、画面のどこかに、クリフォードやムーディが同年代の青年として登場していそうなロマンティックな純愛ラブストーリー。オススメです。
ルース・ゴードンは『ハロルドとモード』のモード役や、ドラマ『刑事コロンボの使者のメッセージ』でも背筋ののびた魅力的なお婆さんを演じている。出演映画を観るたびにこんなお婆さんになりたいと憧れます。
若き日のマット・ディロンや、脇役でのデビュー作でクレジットされていない ジェニファー・ビールスが映画出演ののち地位を確立した点も要チェック。 [amazonjs asin=”B00BHALN94″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”マイ・ボディガード DVD”]
 

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