【アパートメント】1995年フランス×【ホワイト・ライズ】2004年アメリカリメイク映画比較どちらが好き?異なる結末L’Appartement×Wicker Park

AMERICAN
【アパートメント】とリメイクの【ホワイト・ライズ】
交錯する現在と過去、フラッシュバックが入り混じりながらストーリーは進む。
運命のいたずらか、罠か、、、隠された真実は後半から急展開。
結末が違う2作を比較するとさらに面白さが増しどちらも見逃せない。
【アパートメント】《あらすじ
 フランス映画   監督:ジル・ミモーニ   上映時間111分
冒頭3つの指輪を迷う男
男の名はマックス (ヴァンサン・カッセル)、商社マン
マックスは2年間のニューヨーク勤務で出会った婚約者ミリュエル(サンドリーヌ・キベルラン)とともにパリへ戻った。
だがマックスには2年前に突然連絡が取れなくなり姿を消してしまったリザ(モニカ・ベルッチ)への未練が今もあった
パリから日本へ出張する前に日本人のクライアントとの打ち合わせに寄ったレストランの使用中電話ボックスの中から懐かしいリザの声を聞いた。
フラッシュバックする過去、リザへのわだかまり、、、、、
日本出張を見送る婚約者ミリュエルと空港で別れたマックスであったが飛行機に乗らずそのまま引き返した。
仕事よりも優先させたいほど強いリザへの想いから電話ボックスに残された手がかりをたどってマックスはリザの部屋を突き止めた。
だがそこにいたのはリザ(ロマーヌ・ボーランジェ)と名乗る別の女性だった。
マックスの人違いだと思わせたリザは実はマックスの友人リュシアン(ジャン=フィリップ・エコフェ)が猛アタックしているアリスだった。
リザになりすましマックスを混乱させるアリスだが好意的で気を引こうとしている。
アリスの目的とは何か、復讐か、嫉妬か、、、、
アリスとリザの関係やリザの行方も気になる。
また、リザになりすましたことを知らないリュシアンにアリスとして近づいた訳は、、
中盤から徐々に明らかになる真相と真実を知ったマックスがとった予想外の行動は、、、、
↑予告動画L’Appartement字幕なし
感想・アパートメント
携帯電話が普及していないことで成立している行き違いやトリック。
現在と過去へのフラッシュバックが頻繁に交錯し次第に真実がわかってくる展開が大変見事で効果音が響き目が離せなくなります。
さらにこの映画では主人公に最後に選択肢があることも見ものです。
日本へ出張前に日本人のクライアントとの会話シーンも興味深いです。
冒頭3つの指輪に迷うことを意味するのは3人の女性、見た目は全く違う3人でわかりやすいですがそのひとりである婚約者ミリュエルは出番が少なく人物像の影が薄かったのでもう少し特徴が出ても良かった気がします。
また昔の恋人の部屋を突き止めたマックスが鍵を開けて入る行為は映画の中としては受け入れられても現実には不法侵入やストーカー行為となってしまうのであまり好感が持てません。
マックスのストーカーまがいの行為や女性選びが優柔不断に思えてしまう。
美女達にモテることが納得できるような魅力が見たかったです。
大変丁寧な設定で細かく凝った良い映画でしたが、最後の最後個人的には好ましくない結末に終わりました
国民性による感覚の違いや、結末の好みの問題でもありますがラストが味気なく感じました。
余談・モニカ・ベルッチ
リザ役のモニカ・ベルッチは大変美しく目を奪われます。
実生活では映画公開の3年後にマックス役のヴァンサン・カッセルと結婚し二子が誕生し、ふたりは翌1997年の『ドーベルマン』や2002年の『アレックス』でも共演。
映画もそのような結末でも良かったかもしれません。
・・・モニカ・ベルッチ主演のオススメ映画・・・
『マレーナ』2000年イタリア映画
第二次世界大戦中の貧しいイタリアの美しいシチリア島を舞台に少年の恋と魅惑的な女性がノスタルジーでファンタスティックに少年の目を通して描かれている。
マレーナに対する男女真逆な見方や浮いたモニカ・ベルッチも汚されたモニカ・ベルッチもとにかく美しい。
少年はやがて成長するがひたむきな想いをマレーナに向け、青年として彼がとった行動は恋愛を超えた深い愛を教えてくれる。
【ホワイト・ライズ】《あらすじ

アメリカ映画 監督:ポール・マクギガン  上映時間114分

邦題のホワイトライズwhite lieは「罪のない嘘」という意味原題のWicker Parkは実際に存在する公園だがWickerが柳の枝で編んだ細工の意味があるので複雑に絡み合った人間関係やトリックのような作品にぴったりのタイトルである。

シカゴのWicker Park付近↓
男の名はマシュー(ジョシュ・ハートネット)、シカゴでカメラマンをしていたがニューヨークの広告代理店に転職。  
マシューは2年間ニューヨークで働き、勤務先の広告代理店の令嬢のレベッカ(ジェシカ・パレ)と婚約し一緒にシカゴへ戻った。
だがマシューには2年前に突然連絡が取れなくなり姿を消してしまったダンサーのリサ(ダイアン・クルーガー)への未練が今もあった
上海へ出張する前夜に中国人のクライアントとの打ち合わせ兼ディナーに寄ったレストランの使用中電話ボックスの中から懐かしいリサの声を聞いた。
フラッシュバックする過去、リサとのわだかまりのある別れ、、、、、
中国出張を見送る婚約者レベッカと空港で別れたマシューであったが飛行機に乗らず出張を先に伸ばしそのまま引き返した。
仕事よりも優先させたいほど強いリサへの想いから電話ボックスに残された新聞とドレイクホテルのルームキーの手がかりをたどってマシューはリサの部屋を突き止めた。
だが部屋にいたのはリサ(ローズ・バーン)と名乗る別の女性だった。
彼女は自分の職業はナースだと言う。
マシューの人違いだと思わせたリサは、実はマックスの友人で靴屋のルーク(マシュー・リラード)が猛アタックしている劇団員のアレックス(ローズ・バーン)だった。
リサになりすましマシューを混乱させるアレックスだが好意的で気を引こうとしているようでもある。
だが、過去にリサがルークの店で赤い靴を探したことがきっかけで交際に発展したマシューは部屋にあったリサの靴がアレックスの靴のサイズと違うことに気づいた。
部屋にある私物は自分が愛したリサのもの、ここはリサの部屋、、、、
では一体リサになりすました女アレックスの目的とは何か、復讐か、嫉妬か、、、、
アレックスとリサの関係やリサの行方は、、、、
また、リサになりすましたことを知らないルークにアレックスが近づいたのにも訳があったのだ。
中盤から徐々に明らかになる真相。
罠にはめられたルークとリサは、、、、
↑予告動画Wicker Park字幕なし
感想・ホワイト・ライズ
行き違いの連続でハラハラする展開はよくぞ作ってくれたと思うほど『アパートメント』で引っかかった点がかなり修正され美しい流れと巧みなトリックでまとめられ後味の良い面白い作品に仕上がっています。
結末も感動しました。
ただ『アパートメント』同様、マシューの不法侵入やストーカー行為は映画とはいえ抵抗あります。
2作品を比較するとそれぞれに素晴らしい部分があり、前半は『アパートメント』の方が好感を持てたのですが後半から結末で『ホワイトライズ』に変わりました。
個人差もあると思いますが、私は『ホワイト・ライズ』のほうが好きです。
 
余談・ダイアン・クルーガー
整った顔立ち美しい金髪の正統派美人。ナタリー・ポートマンと見間違うほど大変よく似ています。
5歳上なのでダイアン・クルーガーお姉さんのようにも感じます。
ドイツ出身でドイツ語英語フランス語に堪能。
ちなみにナタリーポートマンはイスラエル出身で6ヶ国語が堪能10歳の頃からモデルをして13歳で『レオン』に抜擢されデビューしているやはりスーパー才女。
ダイアン・クルーガーが26歳で映画デビューなのでナタリーポートマンの方がキャリアは長いですね。
ナタリーポートマンが際立つ演技をするのに対しダイアン・クルーガーは溶け込む演技をする女優さんといった感じでしょうか。
・・・ダイアン・クルーガーオススメ映画・・・
『すべて彼女のために』(Pour elle、英: Anything for Her)2008年フランス映画。DVD題『ラスト3デイズ ~すべて彼女のために~』
突然無実の罪で逮捕され投獄3年目に禁固20年が言い渡された妻、神経衰弱で不安定になっていく妻を脱獄させるため国語教師の夫は緻密な計画を立てる。スリリングで大変面白い。
(リメイクに『スリーデイズ』2010年ポール・ハギス監督もあり)
『アンノウン』(Unknown)2011年アメリカ映画
植物学者マーティンは妻と学会出席のためベルリンに行くが途中で事故に遭い昏睡状態から冷めると記憶が曖昧になる。
妻も誰も自分を知らないと言う錯乱の中で命を救ってくれたタクシー運転手で不法滞在者ジーナの協力も得て真相を突き止めようとするのだが、、、、予期せぬ驚きの真相と展開が面白いサスペンス。
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